流産の悲しみはいつかなくなる…?

流産

私の2回目の妊娠は16週で完全流産になってしまいました。赤ちゃんの産声を聞くこともなく、静かで、とても悲しい出産でした。

通院していた産婦人科から救急車で総合病院に搬送され、初めて内診を受けているとき、すぐ隣の分娩室から元気な産声が聞こえてきました。自分にはできないことを知らない誰かがやり遂げている。ととても絶望的な気持ちになったのを覚えています。

「ねぇねぇ、赤ちゃんどうしてお空に帰っちゃったの?」上の子が無邪気に質問してくるたびに悲しくて、どう答えればいいか分からなくて、無力な自分に苛立っていました。

せっかく授かった大切な命なのに、どうしてちゃんと産んであげられなかったんだろう、と後悔しない日はありません。

あの日から1年半が経ち、3回目の妊娠で無事に元気な赤ちゃんを産むことができました。

流産後に妊活を再開した一番の理由は、流産の悲しみから逃れたかったからです。妊活のことを考えている間は流産したことを忘れられると思っていました。実際、妊活をはじめてから気持ちが少しずつ前向きになっていくのを感じました。

3回目の妊娠中は嬉しい気持ちと、また流産したらどうしようと不安になる気持ちが交互に押し寄せてきて、1日1日がとても長く感じました。ですが胎動を感じるようになり、赤ちゃんがお腹のなかで元気に成長していると分かってからは、赤ちゃんの生命力を信じて心穏やかに過ごせる日が増えました。

出産が近づいてくると、無事に産めるだろうか、また産声を聞けなかったらどうしようとまた不安な気持ちになることが増えました。妊婦健診でそのことを助産師さんに相談すると、「ここまできたら、あとは元気な赤ちゃんを産むだけですよ!」と明るく言ってくれてとても救われました。

出産を終えて、腕の中ですやすや眠る我が子を見るたび、無事に産まれてくれて本当に良かったと安堵の気持ちでいっぱいになります。

それでも流産した事実がなくなるわけではなく、お空に帰ってしまったあの子を腕に抱くことはもう一生できないのだと思うとやっぱり悲しくなります。

元気に産まれてきた子と、お空に帰ってしまった子、どちらも私のお腹にきてくれた大切な命です。最後まで育ててあげられなくてごめんね、と思う気持ちは出産後も、そしてきっとこれからも変わらないと思います。

出産してから変わったことと言えば、流産の悲しみを忘れたいと思わなくなったことです。むしろ悲しいけれど、あの日のことを忘れたくないと思うようになりました。

今の私にできることは、目の前にいる子供たちの成長を見守ることと、お空に帰った我が子がどうか天国で幸せに過ごしていますようにと願うことだけだからです。

これからも、3人の子供たちのことを大切にしながら生きていきたいと思います。

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