
産後、上の子の保育園の送り迎えどうしよ?
これ、かなり悩みました。産後すぐは夫や祖父母に保育園への送り迎えをお願いしていましたが、いつまでもお願いすることはできないので、生後3週間ごろから私1人で二人連れて送り迎えをすることになりました。
家から保育園まで少し距離がある(片道15分程度)ため、まだ首も座らない小さな赤ちゃんになるべく負担をかけないように色々な方法を試しました。
この記事では私が産後、実際に試した上の子の保育園の送り迎えの方法のメリットとデメリットをまとめます。二人目の出産を控えて保育園の送り迎えに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

本当は連れて行かないのが一番良いけれど、どうしようもないときの参考にしてね!
前提条件:家~保育園までの立地や駐車場など

下の子が産まれた時、自宅から保育園までの立地はこんな感じでした。
- 家から保育園まで自転車で5分
- 大人徒歩10分、子ども徒歩15分(往復30分)
- 急な坂道がある
- 保育園のとなりに駐車場
- クラスは2階(エレベーターなし/外階段利用)
- 夫や祖父母は仕事をしておりヘルプは基本なし
妊娠中は基本的に自転車、雨の日は車で送り迎えをしていました。
妊娠後期になってからは徒歩に切り替えて、どうしても雨が強い日だけ車で行っていました。
保育園送迎の方法と問題点
出産前、産後の送り迎えとして以下のパターンを想定していました。
- 車(降りてからは おくるみで抱っこ もしくは 抱っこひも)
- 徒歩(ベビーカー もしくは 抱っこひも)
- 自転車(少なくとも首がすわるまでは無理)
上の子の時の経験から抱っこひもは便利ですが、首もすわっていないふにゃふにゃの新生児に使えるのかどうか、最低でも往復30分の間ずっと抱っこひもで大丈夫なのか不安に感じていました。
また車で行った場合、降りてからどうすれば良いのかも不安でした。
長女のクラスは保育園の2階にあり、抱っこだと足元が見えなくて危険なのでは?と感じていました。しかも階段は外階段で雨の日だと傘をさしながら抱っこするのは無理があると思いました。
自転車が使えれば時間も短縮されて楽ですが、赤ちゃんの首がすわるまでは無理だろうと思っていました。
そうして産後、実際にやってみたらどうなったかというと・・・
出産後、実際にやってみるとこうなりました
実際に色々とやってみて、こんな風になりました。
- 基本的に徒歩(ベビーカー)(赤ちゃんが泣いたら抱っこひも)
- 雨の日(寒い日、風が強い日)は車(車から降りてからは抱っこひも)
- 首がすわったら徒歩(抱っこひも) もしくは 自転車
基本的にはベビーカーでの送り迎えに落ち着きました。赤ちゃんが泣いたりぐずったら抱っこひもに変更します。最初から抱っこひもで行くよりも抱っこひもの時間が軽減されるし、ベビーカーに荷物を乗せることもできるのが産後のヘロヘロの体にはありがたかったです。
また、上の子が疲れたりしてグズグズしたらベビーカーに乗せることもできます!(汗)
雨の日や寒い日、風が強い日はベビーカーで30分以上も外に連れ出すと赤ちゃんが風邪をひきそうだったので、車で行くことにしていました。
車から降りたら抱っこひもに入れてで連れて行きます。
問題は、
家→車(チャイルドシート)→保育園(抱っこひも)→車(チャイルドシート)→家
と赤ちゃんをあちこち移動させなければならないので、寝ているときはどうしても起こしてしまうことになるのが可哀想でした。
次にそれぞれのメリットとデメリットを考えました。
上の子の保育園送迎を徒歩(ベビーカー)にした場合のメリットとデメリット

ベビーカーで送り迎えをして感じたメリットとデメリットはこんな感じです。
メリット
- 赤ちゃんを寝かせたまま保育園まで移動できる
- ベビーカーに荷物をかけられる
- 抱っこひもに比べて、産後の母体への負担が小さい
- 車に比べて、事故などの危険が少ない
- 上の子がグズったら乗せられる(最終手段)
デメリット
- 保育園で園児たちが赤ちゃんを触りにくる
- 両手でベビーカーを押すと上の子と手をつなげなくて危険
- 保育園に着いてから抱っこもしくは抱っこひもで準備をしなければならない
首がすわるまではあまり縦抱きにしたくなかったのと、産後すぐで車の運転に不安があったので、自然とベビーカーを使うことが多くなりました。
新生児から使えるベビーカーなので、寝かせたまま移動できる点が一番のメリットだと感じました。
デメリットは、小さい子って赤ちゃんが大好きなので保育園に着くといつも園児たちがわらわらと寄ってきて勝手に赤ちゃんを触ろうとすることです。
長女が通っている園はベビーカーの入口が園庭側にあるので、外で遊んでいた園児たちですぐにベビーカーを囲まれてしまいます。。。
微笑ましい光景なのでできることなら触らせてあげたいのですが、砂やら虫やらを触っていた(どんなバイ菌が着いているか分からない)手で新生児に触れて欲しくなかったので、これは本当に困りました。
「赤ちゃんまだ(予防)注射終わってないから服の上から触ってね」
「顔を触ったらブツブツできちゃうから見るだけにしてね」
など先生も一緒に毎回注意することでなんとか赤ちゃんを守っていました。
他に感じたデメリットは、ベビーカーを押しているときは上の子と手を繋げないので急に車道に飛び出したりしないかな?と不安に思いました。
長女は4歳なので言えば分かってくれるのですが、何かに夢中になると急に走り出してしまうことが何度かあり、追いかけるのに苦労しました。
あとは、車と似ていますが保育園についてから2階の長女の部屋まで抱っこか抱っこひもに移動させなければならないので、寝ている赤ちゃんを起こしてしまうのが可哀想でした。
少しの間ならと思って長女に見ていてもらったこともありますが、2~3分で準備をして戻ってみたら園児に囲まれてもみくちゃにされていたことがあってから、短時間でも目を離すことはしないように気を付けていました。
上の子の保育園送迎を車にした場合のメリットとデメリット

車で送り迎えをして感じたメリットとデメリットはこんな感じです。
メリット
- 雨や強風など、悪天候に赤ちゃんを晒さずに移動できる
- 移動時間が一番短い
- 上の子も車に乗れば安全に移動できる
デメリット
- 産後すぐで運転に不安がある(とっさの判断、飛び出しなど)
- (雨の日など)駐車場が空いてないことがある
- 運転中に赤ちゃんが泣いてもすぐに対応できない
- 保育園に着いてから抱っこもしくは抱っこひもで準備をしなければならない
車は雨の日や風が強い日など、主に悪天候の日の送り迎えに利用しました。
移動時間が短く、チャイルドシートに乗っけてしまえば上の子も下の子も安全に移動できる点がメリットだと思います。
デメリットは産後すぐで運転することに不安がありました。
また、雨の日などは車で送迎する人が多く、駐車スペースが空いていないこともあります。赤ちゃんが泣き出してもすぐには対応できない点もデメリットだと思います。
ただ、保育園までは車で5分もかからないので、着いてから抱っこするようにしていました。
ベビーカーと同じく、着いてから抱っこひもに移動させなければならないのも面倒に感じました。
上の子の保育園送迎を徒歩(抱っこひも)にした場合のメリットとデメリット

徒歩(抱っこひも)で送り迎えをして感じたメリットとデメリットはこんな感じです。
メリット
- 赤ちゃんと密着しているので安心感がある
- 上の子と手をつないで歩ける
- 雨の日も傘をさして行ける
- 両手が空いているので保育園での準備がしやすい
デメリット
- 産後すぐで首や腰に負担がかかる
- 首がすわらないうちは赤ちゃんに負担がかかる?
- 上の子を抱っこできない
抱っこひもは上の子のときに使っていたエルゴで、首がすわるまではインサートを入れて使いました。しかしインサートを使っていても赤ちゃんがグラグラしている感覚があり、長時間の利用には不安がありました。(今は新生児から使えるタイプもあるようなので時代は進歩しているなぁと感じます。)
両手が空いていることで保育園の準備や上の子と手をつなぐこともできます。
デメリットは、抱っこひもをしていると上の子を抱っこできないので寂しい思いをさせているかな?と思います。
とは言え、首がすわってからは赤ちゃんと密着している抱っこひもが一番楽なので、送り迎えは抱っこひもで行くようになりました。
上の子の保育園送迎自転車にした場合のメリットとデメリット

自転車で送り迎えをして感じたメリットとデメリットはこんな感じです。
メリット
- 移動時間が短くて楽ちん
デメリット
- 転倒の危険がある
自転車についてはそもそも小さな赤ちゃんを乗せること自体がどうなんだろう?と思っていましたが、実際にやってみると一番楽ちんでした。
徒歩よりもずっと速いし、車のチャイルドシートより簡単に乗り降りができます。
駐車場の空きを気にする必要もなく、好きなタイミングで行ける点もうれしいです。
ただしやっぱり転倒時の危険があるので、基本的には徒歩で行くようにして、どうしても時間がギリギリのときだけ使うようにしています。
送り迎えで気を付けていること

送り迎えをする際に気を付けていたこととしては、家を出る前に授乳とオムツ替えを終わらせるようにしていました。
ですがそれでも月齢が小さいうちは授乳間隔が短く、家に着く前にお腹が空いてしまって泣き出すことも何度かありました。
そのため赤ちゃんが泣き出さないうちに帰らないと!と気が急いでしまい、上の子に「早く、早く!」と何度も急かしてしまったことは今でも申し訳なく思っています。
3か月を過ぎて首がすわる頃には授乳間隔も開いて精神的にも余裕ができ、上の子にも優しく接することができるようになりました。
まとめ
下の子が産まれてからの保育園の送迎についてまとめてみました。振り返ってみると、新生児期~首がすわるまでの間は、どの方法でもそれなりに大変だった気がします。
それでも上の子が保育園に行ってくれるおかげで、日中は赤ちゃんと一緒にお昼寝して体を休めたり、上の子もお友達とたくさん遊んでストレスを発散させているようだったので本当に助かりました。
授乳間隔が開いて余裕ができてからは、お迎えのあとで長女と公園に行って1時間ほど一緒に遊ぶこともできるようになり、だいぶ楽になったと感じています。
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