経産婦で大変なことのひとつが、妊娠中の上の子のお世話ではないでしょうか?上の子がまだ小さい場合、つわりで体がしんどいときも、お腹が大きくなって思うように動けないときも、容赦なく「ママ抱っこ~」と言われると大変ですね。
我が家の娘は、妊娠中3歳でしたが、ママっ子な上に抱っこ魔で、しょっちゅう抱っこして欲しがりました。娘のことはもちろん好きだし抱っこしてあげたいけれど、お腹の赤ちゃんに影響がないか心配・・・。この記事では、私の対応方法やその時期、工夫したことをお伝えします。
妊娠初期、つわり期の「抱っこ!」対処法
妊娠初期はひどい吐きつわりに悩まされていて、体調が悪い時期が続きました。ですが世界の中心にいる3歳児は関係ありません。容赦なく「ママ~抱っこ~」と無邪気に両手を広げて抱っこを要求してきます。
そんなときは、以下のように対応していました。
(家の中や室内の場合)
- 椅子の上などに座って抱っこする
- あぐらをかいた足の中に入ってもらい抱きしめる
(家の外の場合)
- しゃがんで抱きしめる
- 外で二人きりにならないようにする
- 移動はなるべく車やベビーカーを使う
私の場合、流産をしたことがあり2人目の妊娠は2回目です。
(流産したときの記事はこちら1,2,3)
流産経験から妊娠初期はとくに神経質になっていて、なるべく抱っこしないようにしていました。とは言え上の子を無下にもできないので、座って抱っこしたり、抱きしめたりして愛情を伝えるようにしていました。抱っこ以外にも言葉で「大好きよ」と行ったり、チューもよくしていました。
家の外では抱っこしなくて良いように、代打(夫やばぁば)を連れて行ったり(笑)歩けなくなったときに「抱っこ!」と言われても良いように車やベビーカーを利用していました。
また基本的に自分の体調を優先すると決めて、休日は夫やばぁばにお願いして子どもを外に連れ出しもらっていました。
初めは寂しそうにしていた娘ですが、周りにも協力して一貫して「今は抱っこできない」と伝え続けることで理解してくれました。
妊娠中期、安定期からはおんぶで対応
安定期に入ると、つわりも落ち着き体調が良くなり、休日に娘とお出かけもできるようになりました。するとまた甘えて「ママ抱っこ~」が復活しました。妊娠中期には以下のように対応しました。
- 抱っこは短時間のみと決めて、しんどくなったら無理しない
- お腹を避けて胸の下あたりで抱っこする
- おんぶする
今回は絶対に流産したくなかったので、体調が良くても抱っこは短時間のみと決めていました。なので、抱っこするときは「ママしんどくなったら歩いてね~」とお願いしてから抱っこするようにしていました。3歳になるとこちらが言っていることを理解してくれるので「うん、ママがしんどくなったらひとりで歩く」と言ってくれて助かりました。抱っこして欲しいというより、甘えの要素の方が強かったようです。
また、抱っこはお腹を避けて上の方で抱っこするようにしていました。おんぶもよくしました。まだお腹がそれほど大きくなっていない時期だったことと、背中全体で娘の体重を支えるので抱っこするより楽でした。
妊娠後期、抱っこ以外の工夫で乗り切る
妊娠後期に入ってからは、お腹が大きくなって思うように動けなくなり、抱っこできなくなりました。ですが上の子も大きくなって理解してくれるようになったので、抱っこ以外の方法で乗り切りました。具体的には、
- お気に入りのぬいぐるみに抱っこできないことを間接的に伝える
- 代わりに娘にぬいぐるみを抱っこ(おんぶ)してもらう
- お出かけのときもぬいぐるみを持参する
ぬいぐるみが大好きな時期だったので、娘のお気に入りのぬいぐるみに、
(ママ)「ママはお腹が大きくてしんどいよ~」
(ぬいぐるみ)「じゃあ、もう抱っこできないの?」
(ママ)「…うん、ごめんね。」
(ぬいぐるみ)「いいよ!じゃあ○○ちゃん(娘の名前)に抱っこしてもらう!」
という感じで一人芝居をして、娘にぬいぐるみを抱っこしてもらう作戦を考えました。これが意外にも娘にウケて、「ママ抱っこして~」と言わなくなり、代わりに自分がぬいぐるみを抱っこやおんぶするようになりました。お出かけするときもぬいぐるみを持参することで、抱っこすることなく乗り切れました。
まとめ
妊娠中の上の子の抱っこについてまとめました。うちの場合は、妊娠時に娘が3歳で大きいこともあり、言葉で話して理解してくれたので助けられた感じでした。また、親が抱っこようかどうしようか迷っていると娘にも伝わってしまうので、体調が悪い時は「今は抱っこできない」ときっぱり伝えることも大切だと思いました。
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